【所在地】千葉県浦安市堀江2-5-15
【入浴日】2021/2/3
【閉店日】2021/4/30
浦安の閉店銭湯
この日は千葉方面へ所用ついでに「米の湯」さんへ。
通り道の浦安閉店銭湯もついでに巡って参りましたのでご紹介しておきます。
まずは東西線 浦安駅南口よりロータリー右手の宮前通りを線路を背に進みます。
まず境川の畔に佇むのが、2021年2月末で長期休業に入った「松の湯」さん。
※コチラは無期限の長期休業前に松の湯さんを訪問し、入湯した際のレポートです↓
境川の橋の袂より煙突が見えているのが「末広湯」さん。
橋を渡った先を左折し、堀江フラワー通りへ。
程なく先程煙突が頭を覗かせていた末広湯さんが左手に見えて来ます。
こちらは正面から見た末広湯さん。
暫しレトロ銭湯「末広湯」さんを鑑賞した後、堀江フラワー通りを先へ進みます。
堀江フラワー通りの名前の通り、側溝の蓋にお花畑が描かれています。
そのお花畑を辿っていくと、やがて左手に目的地の「米の湯」さんに辿り着きます。
近くに周辺案内図があり、以前は米の湯さんの先にもう1軒の銭湯「寿湯」さんがあったそうです。境川沿いに4軒の銭湯があった浦安も、内3軒が閉店し、残るは米の湯さんのみとなってしまいました。地域の方の為にも頑張って頂きたいですね。
米の湯
駅から徒歩10分程、堀江フラワー通り沿いの米の湯さん。
建物裏手の川沿いからは米の湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ます。
それでは「あした休業させてください」と面白い暖簾を潜って中へお邪魔します。米の湯さんは不定休の為、地域のご常連にこうしてお知らせしているのかもですね。
それでは右手男湯の扉を入り、由緒正しい番台で受付を済ませ浴室へ参ります。
浴室正面には西湖2018.5.23と書かれた銭湯絵師 丸山清人氏による富士山のペンキ絵。
男女浴室仕切り壁には風車と湖の見える欧風のタイル絵が見られます。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂はシンプルに右手がジェットとバイブラの付いた浅湯、左手が深湯で、柔らかな肌触りの温かい湯で、すっかり心も体もリラックス。
そう、これです!銭湯に求めている物は!手足の伸ばせる広い湯船、肌触りの柔らかい温かいお湯。昨今は銭湯業界でも閉店が続き寂しくなる限りですが、いつまでも続いて欲しい文化だなと米の湯さんのお風呂に浸かりながらしみじみ感じました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
その後SNSにて米の湯閉店の情報が入って来たのはGWに入ってから。
設備老朽化により急遽2021/4月末で閉店されたそうです。
これで境川沿いにあった4軒の浦安銭湯の最後の火も消え、現役稼働の銭湯は無くなってしまいました。先日松の湯さんが無期限休業に入ったばかりで誠に残念ではありますが、まずは永年のご営業に感謝したいと思います。
※浴室内は撮影不可の為、Let’s Enjoy Tokyoより拝借しております。